乳幼児の場合、予防接種は2ヶ月頃から接種可能となります。予防接種の普及のおかげで、乳幼児の死亡率が減り、入院をともなう病気も減りました。このことから、ワクチンを接種するメリットは高いと言えます。 しかしながら、お母さん方の中には副作用を心配する方もいらっしゃるでしょう。確かに、ほとんど副作用がないとはいえ、熱や発疹などの副作用をともなう場合もあります。しかし、得られるメリットとデメリットを合わせて考えれば、必要なワクチン接種はしっかりと受けていただき、予防できる病気は未然にワクチンで防ぐべきだと当院では考えています。 将来、留学や海外出張などが発生した際には、再びワクチン接種が必要となります。そういった事態に備えるためにも、ワクチン接種を受けるようにしましょう。なお、ワクチン接種は当日に受けられるものもございますが、基本は「予約制」です。まずは、電話でのご予約をお願いしております。
当院であつかっているワクチン接種の一覧です。なお、HPV(ヒトパピローマウイルス)のワクチンはあつかっておりません。乳幼児が受けるワクチンのほか、インフルエンザワクチン・肺炎球菌ワクチン・海外出張者や留学時に必要なワクチンなども随時、行っております。
BCGや日本脳炎など、公費で受けられるワクチンは「費用の負担なし」で受けることができます。おたふくかぜやロタウイルスなど、任意のものは「自費」にて受けることができます。
インフルエンザワクチンを65歳以上の方が接種する場合、助成があることもございます。帯状疱疹ワクチンや肺炎球菌ワクチンなど、自費にて受けられるワクチン接種も可能です。各種、詳しい費用に関しては、直接お問い合わせください。
予防接種に不安をお持ちの方へ
小さなお子さんをお持ちのお母さんの中には、「予防接種を受けても大丈夫かどうか」「副作用が出ないか心配」という方も多いのではないでしょうか。当院では、正しくワクチンを理解することがワクチン接種の不安を取る第一歩である、と考えております。そのため、ワクチンを受けることへの心配や不安な点があるお母さん方へは、特に丁寧な説明を行っております。また、お子さんの体調などにも考慮しながら、接種可能かどうかを判断しておりますので、気になることがありましたら何でもご相談ください。